奈良盆地の東に連なる美しい青垣の山裾を縫うように続く「山の辺の道」。沿道には今も、記紀・万葉集ゆかりの地名や伝説が残り、神さびた社や古寺、古墳などが次々と現れて、訪れるひとを古代ロマンの世界へといざないます。 全国的にも有名な石上神宮から大神神社まで「南コース」は、二上山や青垣の山々を眺めながら神話と伝説の世界に浸れます。
天理教は教祖(おやさま)・中山みきにより、1838年に開かれ ました。神殿は、「ぢば」を中心に、四方に建てられています。 この「ぢば」を訪れることは、人間の故郷に帰るという意味か ら「おぢば帰り」と呼ばれています。この機会に、人々の祈りに 満ちた聖地を訪れてみてください。 。
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市街地の東山麓、鬱蒼とした杜の中に鎮まるのが石上神宮です。天理駅からスタートする山の辺の道の起点となります。 国宝七支刀をはじめ、白河天皇が皇居の神嘉殿(しんかでん)を寄進されたという拝殿など、多くの貴重な文化財を伝える境内は静寂そのもので、その中を自由に羽ばたく鶏の姿に、古き良き日本の風景を見ることができます。 。
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永久2(1114)年、鳥羽天皇の勅願により創建されたと伝えられる永久寺は、盛時には五町四方の寺域と五十余の堂塔を有し、「関西の日光」と呼ばれるほどの大寺院でした。しかし、明治時代の激動の時代の流れによってすべて失われ、貴重な寺宝も散逸してしまいました。今ではわずかに本堂池だけがその面影を残しているだけです。 石上神宮にある出雲建雄神社(いずもたておじんじゃ)割拝殿は、もと内山永久寺鎮守の住吉神社拝殿であったが、大正3年に石上神宮に移築されました。。
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別名「春日神社」と呼ばれ、奈良の春日大社と同じ四神をまつっています。その縁は深く明治維新まで春日大社へ神饌をそなえ、若宮社殿と鳥居をたまわるのが恒例で、いまの本殿も明治39年に移築されたものです。萱ぶきの拝殿は、この地方では珍しく、懐かしくなる姿で親しまれています。。
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南北朝時代から筒井順慶による統一まで大和の戦国乱世は長く、人々は自衛のために、村の周囲に濠をめぐらして外敵を防ぎました。これが奈良盆地に多く見られる環濠集落です。竹之内や萱生の集落には、今も濠の一部と竹やぶが残り、昔の面影をとどめています。。
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南北朝時代から筒井順慶による統一まで大和の戦国乱世は長く、人々は自衛のために、村の周囲に濠をめぐらして外敵を防ぎました。これが奈良盆地に多く見られる環濠集落です。竹之内や萱生の集落には、今も濠の一部と竹やぶが残り、昔の面影をとどめています。。
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門をくぐると庭から本堂へ続く小道。本尊は90センチの阿弥陀如来像で、足首があらわになっている珍しいもの。広い本堂でお参りした後、眺望のいい庫裡もおすすめ。小坊主君の石像が目印です。。
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春のつつじや秋の紅葉と、四季折々に美しいたたずまいをみせる長岳寺は、天長元(824)年、淳和天皇の勅願によって空海(弘法大師)が開いたと伝えられる名刹で、俗に釜ノ口(かまのくち)のお大師さんとして親しまれています。中世の盛時には、広大な寺領と堂坊を有し、真言密教の大道場として知られていました。廃仏毀釈でさびれたものの、わが国最古の玉眼仏である本尊の阿弥陀三尊像をはじめ、貴重な文化財がよく伝えられています。。
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天理市トレイルセンターは、山の辺の道沿いにある情報提供・休憩機能を備えた施設として愛されてきましたが、さらに魅力的な施設になってリニューアルしました。 歴史文化の紹介コーナーはもちろん、たくさん歩いた後の汗を流せるシャワー設備や、ロードバイクを停めるためのバイクラック、美しい眺望が楽しめる開放的なデッキも設置。 地元の食材を使った食事や、県内の特産品の購入もできます。 また、観光コンシェルジュが常駐しているので、山の辺の道周辺のトレッキングや、サイクリングを組み合わせた周遊観光、龍王山登山口として軽登山など、様々な観光情報を収集するのにおすすめです。 窓口では、ノルディックポールの無料貸出を行っていますので、山の辺の道などを歩く際には気軽にご利用ください。 。
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大和朝廷の創始者とされる第10代崇神天皇の陵墓とされています。字の名を取って、行燈山古墳とも言います。全長は242mの前方後円墳で周濠が巡り、大和平野が一望できる場所に立地しています。築造時期は4世紀後半の始め頃です。 。
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字の名を取って渋谷向山古墳とも呼びます。日本武尊(やまとたけるのみこと)の父と伝えられる第12代景行天皇の陵墓とされています。4世紀後半の前方後円墳で、全長は300m、4世紀の古墳としてはわが国で最大の規模を誇ります。 。
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三輪山の麓にあり、元伊勢とも呼ばれます。三輪山を御神体としているので社殿はなく、瑞垣の中 に珍しい三ツ鳥居(三輪鳥居)がポツンと建っています。 西側には柿畑や桃畑が広がり、鳥居の間から望む二上山への落日は絶景です。 。
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平安時代、桓武・嵯峨天皇に厚い信任を得ながら、俗事を嫌って三輪山の麓に隠棲したという玄賓僧都(げんぴそうず)の庵の跡。もと三輪山の檜原谷にありましたが、明治の神仏分離で現在地に移されました。 。
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三輪山を御神体とする日本で最も古い神社のひとつ。三輪明神の名で知られ、酒の神・薬の神と して各業界からも厚く信仰されています。拝殿の奥、禁足地との境には、独特の三ツ鳥居が建っています。 境内には、久延彦神社や狭井神社など見ごたえのある摂社が点在しています。。
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